いま「エンディングノート」という言葉を耳にすることが多いかと思います。大きな書店に行くと,一つの棚がまるごとエンディングノートで埋められているところもあるくらいです。
このエンディングノートは,様々な観点から作られていますが,主に以下のような項目が挙げられています。
●プロフィール
●口座情報等
●保険情報
●医療・介護関係
●葬儀関係
●資産関係
●相続関係
簡単なものでいいので,エンディングノートの内容をまずは記入してみることをお勧めします。一度文字にしてみることで,自分が何を大切にしたいのか,どういう希望があるかが見えてくることが多いからです。
その上で,自分の思いを実現するには,何の手続が必要かが見えてくるものだと思います。ある方にとっては,財産がどのように分配されるかが気になるのかもしれませんし,ある方にとっては,もしも自分が認知症になったらどうなるのかが気になるのかもしれません。
前者の場合だと,遺言書の作成が必要になるでしょうし,後者の場合だと,任意後見契約が必要になるかと思います。
現在,当事務所自作のエンディングノート等を使用して,「エンディングノートと遺言」というテーマでのセミナー等も開催しておりますので,ぜひご利用ください!